このコラムは無料メールマガジン「アメニティ&サウンド音と快適の空間へ」 vol.12〜vol.64(2002年8/15〜2004年11/18)に音響システムの関連コラムとして連載していたものを編集掲載したものです。
関東甲信越、静岡県の1都10県のエリアの陸上自衛隊、東部方面隊のイベントで本物の大砲を使ったコンサートが開催されます(2004年10月掲載時)。
チャイコフスキーの序曲「1812年」(変ホ短調 作品49)はフランスナポレオンのロシア遠征〜ロシアの勝利を題材にした曲です。ロシア軍の砲撃によって勝利するという盛り上がり部分で大砲パートがあることは有名です。
通常、コンサートホールで大砲を打つわけには行きませんから大太鼓やシンセサイザーなどで代用したりCDなどで効果音としてミックスしてあるわけですが……
自衛隊のホームページでは「屋外で実際の大砲(105mm榴弾砲4門)を使って演奏をいたします。 どうぞ皆様も生で、迫力ある大砲と吹奏楽の響きをご堪能下さい。」と案内されています。
「ナマで聞きたい音楽がある」とキャッチも書いてあります(音楽?砲撃かも……安全だから許容されることでしょうね)。
多くの文献などで初演時には大砲を使ったと書かれていますように、なかなか大砲パートは本物の「パート楽器」を使えませんので貴重な機会です。
▼自衛隊の大砲を使ったコンサート 10/30日(土)(2004年10月掲載時)
チャイコフスキー「大序曲1812年」
(一応ページのURLをご案内しますがフレームサイトですから、
正しくはトップページからご覧いただく方が良いと思います。
トップでも大きく紹介されています。)
http://www.eae.jgsdf.go.jp/ea/event/1812/1812.html
▼陸上自衛隊東部方面隊のホームページ
http://www.mod.go.jp/gsdf/eae/index.html
この大砲のコンサートイベントは、恒例のようになっているようなので再演される機会はありそうです。 陸上自衛隊東部方面隊のイベント情報には動画公開がされていたようですが、現在は削除されているようです。
「1812年」の演奏ではありませんが、Youtubeに大砲を使った自衛隊のコンサートの動画がアップロードされています。
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「アメニティ&サウンド音と快適の空間へ」 vol.12〜vol.64に 音響システムの関連コラムとして連載していたものを編集掲載したものです。
音響測定、音圧レベル分布、伝送周波数特性
「アメニティ&サウンド 音と快適の空間へ」のvol.1〜10に連載していた 音圧レベル分布と伝送周波数特性に関連したコラムをサウンド コラムのページに編集して掲載しました。
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