機械の音のリアクション

サウンドコラム 音とオーディオの四方山 vol.28
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株式会社エーアールアイ / ARI
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音とオーディオの四方山

機械の音のリアクション

サウンドコラム 28
28

このコラムは無料メールマガジン「アメニティ&サウンド音と快適の空間へ」 vol.12〜vol.64(2002年8/15〜2004年11/18)に音響システムの関連コラムとして連載していたものを編集掲載したものです。

今回は、少し「音響」と離れますが、機器の使用感に繋がる音が最近気になっています。

家電のデザイン・ブランドのリアル・フリート社のAVマルチリモコンは「質感や押し心地にこだわった」そうですが、

  ▼リアル・フリート、「美しい家電」の「amadana」ブランド
    −質感や押し心地にこだわったAVマルチリモコンを発売
    インプレスAVウォッチ 2003年10月10日
    http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20031010/realf.htm

スイッチを押した時の音やダイアルを廻したときの音、レバーを引いた時の音、コンピュータなどのファンなどの音、自動販売機で缶飲料の出るときの音など、機械を操作したり利用すると音がでる場合が多いのですが、快適に繋がる音は難しい課題のような気がします。

最も気になるのは、PCなどのファンやトランスの鳴りのノイズですが、以前にも静穏化などの話題は取り上げたことがあるので、今回はこれは置いておきます。

次に気になっているのは、マウスのホイールのクリック音です。

マウスのホイールがクリック感があるのが良いのか、ないのが良いのかということも当然、熟慮されているのだとは思いますが、多くのマウスのホイールはクリック感とクリック音のあるタイプだと思います。

このホイールマウスの「ホイール」のクリック音は、製品によって差が大きいのですが、個人的に利用しているマウスは、ほとんど音が出ないタイプです。

クリック感もそれほど強くありません。ゆっくり廻すとほとんど無音です。

ボタンは、はっきりとクリック音がでるようになっていますし、シャープなクリック感になっていますので、設計意図としてホイールの音は押さえる方向が選択されているのだと思います。

一方で「カリカリ」とはっきりした音がでるタイプのマウスもあります(機構的にクリック部があるため音がでているだけというのもあるかもしれません)。

機器の操作パネルでも、スイッチを押下したときに適度なクリック感があった方が良いと感じる場合もありますし、スイッチの押下リアクションとして、「ピッ」などの音を鳴らすリアクションになっているものも多く存在するように操作に対する音のリアクションがほしいと考えられているのと同様にホイールもクリック感がある以上、はっきりとしたクリック音が好ましいとされているのかもしれません。

もし、スイッチに対して音を鳴らすタイプの思想でホイールに対応するとホイールを廻すと「ピッピッピッピッピッ...」と音がでる方が良いということになるのかも知れませんね(実際には、うるさいだけだと思いますが...主観によるものなので)。

マウスは色々なものが次々と発売されていますが、コクヨからユニバーサルデザインのマウスという物が発表されました。

ユニバーサル・デザインの観点では、ホイールやボタンのリアクション音は、どの程度が好ましいと考えられているのでしょうか。

  ▼コクヨ、ユニバーサルデザインの光学式ワイヤレスマウス
    『ザ・フィットマウス<手の匠>』を発売
    ASCII24 > ニュース > ハードウェア 2003年10月14日
    http://ascii24.com/news/i/hard/article/2003/10/14/646380-000.html

AVの民生器やコンピュータなどの機械ではタクトスイッチが多く用いられています。

マウスのボタンもタクトスイッチのものが多いかと思いますが、あのクリック音はタクトスイッチの中でもクリックの強いタイプのものが用いられていることが多いように思います。

  ▼タクトスイッチは、アルプス社の商品名です。
    アルプス社 電気用語の基礎知識/タクトスイッチ
    http://www3.alps.co.jp/yogo2003/home/alps_yogo7.html

  ▼2001年11月に生産累計400億個を達成とリリースされています。
    アルプス社プレスリリース2001年11月5日
    http://www.alps.co.jp/j/press/new2001/f1105-j.htm

クリック音やリアクションの音で利用者が使用感を快適と感じるか、どうかも変化すると思います。

冒頭の「質感や押し心地にこだわった」AVリモコンはどのように考えられているか少し興味があるところです。

サウンドコラム 音響とオーディオの四方山

音響システムやオーディオ、AVに関連した雑記

「アメニティ&サウンド音と快適の空間へ」 vol.12〜vol.64に 音響システムの関連コラムとして連載していたものを編集掲載したものです。

サウンドコラム 音とオーディオの四方山

サウンドコラム 音響とAV,オーディオの四方山vol.41〜50

3D音響システムとスピーカ・アレイ Iosonoとサラウンド / プレーヤーとメディアのハイブリッド化(BD,HD DVD,DualDisk) / デジタルアンプとデジタルスピーカ(D級アンプと消費電力, 特徴-シンプルな構成- パワーアンプと伝送 -効率,発熱,クロスオーバー,デジタルスピーカの特徴) / 自衛隊の大砲を使ったコンサート / コーデックキラー(音声圧縮エンコードとノイズ)

サウンドコラム 音響関連イメージ

サウンドコラム 音響とAV,オーディオの四方山vol.31〜40

40音効とCGスペクタクル映画
映画の音響効果とリアリティ
39開発者の音作りと発想
デジタルの音作りと哲学
38海の音響技術 後編
海洋音響トモグラフィー/深層海流の計測
37海の音響技術 中編
音響チャンネル(SOFAR) 音響哨戒網
36海の音響技術 前編
海洋の音響技術ソナーと低周波ソナー
35チェンバロにタンチョウヅルの羽根
サウンドコラム 35
34VoiceXML 2.0勧告案公開
サウンドコラム 34
33騒音性難聴の防止薬品
サウンドコラム 33
32闇と静寂
サウンドコラム 32
31Inter BEE 2003 とHD放送
SD、HD、テレビ解像度

サウンドコラム 音響とAV,オーディオの四方山vol.21〜30

30地上デジタルTV 開始とInter BEE
サウンドコラム 30
293D音響のトラッキング付き配信
ヘッドホンの立体音響/ヘッド トラッキング
28機械の音のリアクション
サウンドコラム 28
27音質?デザイン?
サウンドコラム 27
26米国のCD市場の変化とCCCD
サウンドコラム 26
25録音テープの「肉声」
サウンドコラム 25
24音の記憶
サウンドコラム 24
23過去と周期と予想
サウンドコラム 23
22魔法の杖と音声認識の確率
自動音場調整AVアンプのレビュー
21音響冷却方式と水冷式
サウンドコラム 21

サウンドコラム 音響とAV,オーディオの四方山vol.11〜20

CDを再生できないCDプレーヤー CCCD(Copy Control CD) / 音質は確実に落ちている? / 手軽に音響測定 / アカデミー音響賞、音響効果賞 / デジタルTVの双方向性 / テクノロジーと本質の視点( デジタル・オーディオは高音質か? ) / PCMはCDと同じ? / デジタルアンプの時代( デジタルアンプのコンシューマ化 ) / オーディオ機器への音楽配信 / 家庭の音場補正

サウンドコラム 音響とAV,オーディオの四方山vol.01〜10

デジタルオーディオと記録 DVD製造者認識コード(Disc ID) / CD誤り訂正と音質、ピット、誤り訂正 / CDリッピングで音質向上? / パソコンのサウンド機能 / 人間の耳−最も優れた音のセンサー(精密測定用マイク, カクテルパーティー効果) / パソコンの静音設計とノイズ / ホームAVサーバー / TV放送の音声と帯域 / パソコンVS家電 - データ交換 / DVDの評価表現「劇場上映時と」

サウンドコラム 音響測定編

音響測定、音圧レベル分布、伝送周波数特性

「アメニティ&サウンド 音と快適の空間へ」のvol.1〜10に連載していた 音圧レベル分布と伝送周波数特性に関連したコラムをサウンド コラムのページに編集して掲載しました。

サウンドコラム 音響測定編

サウンドコラム 音響測定編 音圧分布

音圧レベル(SPL)、オクターブバンド、dB、ノイズ

サウンドコラム 音響測定編 周波数特性

周波数、基音と倍音、無響室、フラット再生

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Inter BEE 2014 参考出品の報告 - 幕張メッセ 2014年11月19日(水)〜21日(金)

放送用音声比較装置 ABE-2100Cを国際放送機器展に参考出展しました。 ご来場ありがとうございました。

Inter BEE 2014(国際放送機器展) 放送用音声比較装置 ABE-2100C (Sound Comparator) 参考出展の報告

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