録音テープの「肉声」

サウンドコラム 音とオーディオの四方山 vol.25
音響,AV サウンドコラム
NC曲線と騒音計 音響測定 image コネクタ、配線と測定器 音響測定 image 無響室 スピーカユニット特性測定 image マイク、ミキサー、A/D変換 インパルス応答 image 音圧分布、ホールのワイヤーフレーム 音響測定 image

音響技術とソフトウェア、ハードウェア開発

音響と開発 : Sound & Development
株式会社エーアールアイ / ARI
ARI CO.,LTD.
音とオーディオの四方山

録音テープの「肉声」

サウンドコラム 25
25

このコラムは無料メールマガジン「アメニティ&サウンド音と快適の空間へ」 vol.12〜vol.64(2002年8/15〜2004年11/18)に音響システムの関連コラムとして連載していたものを編集掲載したものです。

イラク問題などの報道で「フセイン元大統領の肉声と思われるテープ」などという表現を良く見かけます。

録音したテープの音は肉声か?という点が少し気になりますが、ニュースでは軒並み「肉声」とされているので「肉声」の定義は生の音に限らず「本人の音声」という意味に拡大されているのだと思います。

一般の認識ではどうかという参考までにGoogleで「肉声とは」と検索して見ると、「肉声とは異なる電話...」や「肉声とは異なる人工の音声」などという記載が目につきます。

  ▼Google(キーワード付きはアドレスが長いので、スミマセン)
    http://www.google.co.jp/

この2つは、かなり異なる境界を「肉声」の境界としており、「電話」の境界の場合には、録音テープも含まれる分類になり、「人工の音声」の場合には、人が話した音声であればメディアや通信を媒介した音声でも「肉声」とみなされるという認識です。

三省堂提供「大辞林 第二版」をサービス提供しているGooの国語辞典で「肉声」を調べると「マイクなどを通さない、人間の口から出たそのままの音声。」となっており、本来の「肉声」の意味のみが記載されていますので、「録音テープの肉声」は新しい語義としての用法です。

 ▼goo 辞書 「肉声」
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%C6%F9%C0%BC&kind=&mode=0&jn.x=26&jn.y=3

先のフセイン元大統領の音声の場合には「本人の音声」という意味で「肉声」とされていますので、「肉声」の意味に「本人の音声」(マイクを通しても良い)という意味に拡大されています。

もっとも、「マイクを通さない」にこだわると、講演会やコンサートのPAを使った拡声音は「肉声」にはならなのですが、現在の感覚としては、マイクを通しても「肉声」とされるだろうことは間違いないかと思います(目前で本人が話している音声は)。

このコンサートなどのPAと同様の感覚としてTVの衛星中継で生で話している音声などが、やはり「肉声」という感覚に近いものがあるかと思います。

従来、電話は「肉声」とはされていないことが多かったように思いますが、音声合成やTV電話などの発達と普及によって、電話など本人が話している音声は「肉声」ということに語義が拡大されるのが一般的となるかもしれません。

サウンドコラム 音響とオーディオの四方山

音響システムやオーディオ、AVに関連した雑記

「アメニティ&サウンド音と快適の空間へ」 vol.12〜vol.64に 音響システムの関連コラムとして連載していたものを編集掲載したものです。

サウンドコラム 音とオーディオの四方山

サウンドコラム 音響とAV,オーディオの四方山vol.41〜50

3D音響システムとスピーカ・アレイ Iosonoとサラウンド / プレーヤーとメディアのハイブリッド化(BD,HD DVD,DualDisk) / デジタルアンプとデジタルスピーカ(D級アンプと消費電力, 特徴-シンプルな構成- パワーアンプと伝送 -効率,発熱,クロスオーバー,デジタルスピーカの特徴) / 自衛隊の大砲を使ったコンサート / コーデックキラー(音声圧縮エンコードとノイズ)

サウンドコラム 音響とAV,オーディオの四方山vol.31〜40

InterBEE2003とHD放送(SD,HD,テレビ解像度) / 闇と静寂 / 騒音性難聴の防止薬品 / チェンバロにタンチョウヅルの羽根 / 海の音響技術(低周波ソナー LFAS, SOFAR, SOSUS, 音響トモグラフィー, 深層海流の温度計測) / 開発者の音作りと発想(デジタルの音作りと哲学) / 音効とCGスペクタクル映画(映画の音響効果とリアリティ)

サウンドコラム 音響とAV,オーディオの四方山vol.21〜30

30地上デジタルTV 開始とInter BEE
サウンドコラム 30
293D音響のトラッキング付き配信
ヘッドホンの立体音響/ヘッド トラッキング
28機械の音のリアクション
サウンドコラム 28
27音質?デザイン?
サウンドコラム 27
26米国のCD市場の変化とCCCD
サウンドコラム 26
25録音テープの「肉声」
サウンドコラム 25
24音の記憶
サウンドコラム 24
23過去と周期と予想
サウンドコラム 23
22魔法の杖と音声認識の確率
自動音場調整AVアンプのレビュー
21音響冷却方式と水冷式
サウンドコラム 21

サウンドコラム 音響とAV,オーディオの四方山vol.11〜20

20家庭の音場補正
サウンドコラム 20
19オーディオ機器への音楽配信
サウンドコラム 19
18デジタルアンプの時代
デジタルアンプのコンシューマ化
17PCMはCDと同じ?
サウンドコラム 17
16テクノロジーと本質の視点
デジタル・オーディオは高音質か?
15デジタルTVの双方向性
サウンドコラム 15
14アカデミー音響賞、音響効果賞
サウンドコラム 14
13手軽に音響測定
サウンドコラム 13
12音質は確実に落ちている?
サウンドコラム 12
11CDを再生できないCDプレーヤー
CCCD(Copy Control CD)

サウンドコラム 音響とAV,オーディオの四方山vol.01〜10

デジタルオーディオと記録 DVD製造者認識コード(Disc ID) / CD誤り訂正と音質、ピット、誤り訂正 / CDリッピングで音質向上? / パソコンのサウンド機能 / 人間の耳−最も優れた音のセンサー(精密測定用マイク, カクテルパーティー効果) / パソコンの静音設計とノイズ / ホームAVサーバー / TV放送の音声と帯域 / パソコンVS家電 - データ交換 / DVDの評価表現「劇場上映時と」

サウンドコラム 音響関連イメージ

サウンドコラム 音響測定編

音響測定、音圧レベル分布、伝送周波数特性

「アメニティ&サウンド 音と快適の空間へ」のvol.1〜10に連載していた 音圧レベル分布と伝送周波数特性に関連したコラムをサウンド コラムのページに編集して掲載しました。

サウンドコラム 音響測定編

サウンドコラム 音響測定編 音圧分布

音圧レベル(SPL)、オクターブバンド、dB、ノイズ

サウンドコラム 音響測定編 周波数特性

周波数、基音と倍音、無響室、フラット再生

≪ サウンドコラム 音響とAV,オーディオの四方山 ≫

Inter BEE 2014 参考出品の報告 - 幕張メッセ 2014年11月19日(水)〜21日(金)

放送用音声比較装置 ABE-2100Cを国際放送機器展に参考出展しました。 ご来場ありがとうございました。

Inter BEE 2014(国際放送機器展) 放送用音声比較装置 ABE-2100C (Sound Comparator) 参考出展の報告

《 録音テープの「肉声」 : 音響・オーディオ,AV サウンドコラム 25 》

株式会社エーアールアイ/ARI CO.,LTD.
東京都八王子市横山町6丁目9番 丸多屋ビル8F
tel:042-656-2771 fax:042-656-2654

ARIはアナログ、デジタル音響機器の ハードウェア開発ソフトウェア開発、 製品、受託開発を行なっています。試作、研究開発や特注機器などのソフト、ハード、システムの設計から製造までご相談いただけます。

エーアールアイ会社情報
製品情報と販売
音響と開発・サービス
音響機器メーカーと代理店

ご利用案内 | 免責事項 | 音響とAVのサイトマップ | 株式会社エーアールアイ | 東京都八王子市横山町6丁目9番 丸多屋ビル8F

Copyright(c) 2001-2017 ARI Co.,Ltd. all rights reserved.