音響測定とは、音場や音響システムの性能を評価するために、音量や音質を測定することです。客観的な評価をするために、音圧レベル(音の大きさ)、周波数特性、ノイズなどの音響指標が一般的によく測定・評価されます。
写真は、音響測定に使用する
騒音計の例
広義での音響測定には、機器や電車などの騒音測定、建物の遮音特性、医療分野での音響測定なども含まれますが、ここでは、コンサートホールなどの音響サービス商用施設や、PA放送(Public Announce)を対象とした建築音響と電気音響に関する性能評価についてご紹介します。
商用施設には、案内放送や講演会に利用される講演会場、会議室などもあります。
案内放送などのように音質よりもアナウンスされている人声の話の内容を聞き取ることが重要な場合には、明瞭度(STI、RASTI)なども音響的な特性を評価する音響指標として利用される場合があります。
ホールなど、竣工時に建築音響と電気音響の設計結果を確認する意味で5つの指標について測定を行っています。
これらの音響測定について測定方法などをご紹介します。
音響測定のご紹介 はじめに〜音響測定(ホール音響)伝送周波数特性(f特) 1/3オクターブ周波数特性の測定最大再生音圧レベル 歪まない最大の音圧レベル |
音圧レベル分布(音圧分布) 拡声エリアの音圧レベル分布状態安全拡声利得 ハウリングが起こらない状態での指標残留ノイズ 無信号でも発生する機器自身のノイズ |
音圧レベル分布、伝送周波数特性
「アメニティ&サウンド 音と快適の空間へ」のvol.1〜10に連載していた 音圧レベル分布と伝送周波数特性に関連したコラムをサウンドコラムのページに編集して掲載しました。
音響システムやオーディオ、AVに関連した雑記
「アメニティ&サウンド音と快適の空間へ」 vol.12〜vol.64に 音響システムの関連コラムとして連載していたものを編集掲載したものです。
サウンドコラム 音響とAV,オーディオの四方山vol.41〜50
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サウンドコラム 音響とAV,オーディオの四方山vol.31〜40InterBEE2003とHD放送(SD,HD,テレビ解像度) / 闇と静寂 / 騒音性難聴の防止薬品 / チェンバロにタンチョウヅルの羽根 / 海の音響技術(低周波ソナー LFAS, SOFAR, SOSUS, 音響トモグラフィー, 深層海流の温度計測) / 開発者の音作りと発想(デジタルの音作りと哲学) / 音効とCGスペクタクル映画(映画の音響効果とリアリティ) |
サウンドコラム 音響とAV,オーディオの四方山vol.21〜30音響冷却方式と水冷式 / 魔法の杖と音声認識の確率(自動音場調整AVアンプのレビュー) / 過去と周期と予想 / 音の記憶 / 録音テープの「肉声」 / 米国のCD市場の変化とCCCD / 音質?デザイン? / 機械の音のリアクション / 3D音響のトラッキング付き配信(ヘッドホンの立体音響, ヘッドトラッキング) / 地上デジタルTV 開始とInter BEE |
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サウンドコラム 音響とAV,オーディオの四方山vol.11〜20CDを再生できないCDプレーヤー CCCD(Copy Control CD) / 音質は確実に落ちている? / 手軽に音響測定 / アカデミー音響賞、音響効果賞 / デジタルTVの双方向性 / テクノロジーと本質の視点( デジタル・オーディオは高音質か? ) / PCMはCDと同じ? / デジタルアンプの時代( デジタルアンプのコンシューマ化 ) / オーディオ機器への音楽配信 / 家庭の音場補正 |
サウンドコラム 音響とAV,オーディオの四方山vol.01〜10デジタルオーディオと記録 DVD製造者認識コード(Disc ID) / CD誤り訂正と音質、ピット、誤り訂正 / CDリッピングで音質向上? / パソコンのサウンド機能 / 人間の耳−最も優れた音のセンサー(精密測定用マイク, カクテルパーティー効果) / パソコンの静音設計とノイズ / ホームAVサーバー / TV放送の音声と帯域 / パソコンVS家電 - データ交換 / DVDの評価表現「劇場上映時と」 |