富士森公園のサクラ(桜)

富士森公園の桜は、陸上競技場や市民球場の周囲に並ぶ桜並木のソメイヨシノ(染井吉野)が多くを占めていますが、 体育館の北側や浅間神社のあたりにはオオシマザクラ(大島桜)やヤマザクラ(山桜)が、 慰霊塔の区画にはシダレザクラ(枝垂れ桜)や里桜(八重桜)があり、 富士森児童遊園の近くにも里桜が並んでいます。 東入口のところには緑色の花のギョイコウ(御衣黄)も見られます。

ソメイヨシノに比べると数が少なくなり、散在している感じですが、 染井吉野より少し花期が遅い山桜や大島桜、少し期間を置いて開花する八重桜(里桜)もあるので 染井吉野の時期に併せて開催されている桜祭が終わった頃でも、桜の花期は残っています。

葉が一緒に伸びる山桜や大島桜は、一面の花という光景ではありませんが、 若葉と花の取り合わせは、やはり、春らしい趣があります。 八重桜は児童遊園や富士森公園通りのフットサルコートの北側あたりに植えられています。

富士森公園と同様、桜の名所とされている滝山公園や長沼公園、平山城址公園などは、 標高が少し高い場所だからか、富士森公園より僅かに花のピークが遅めのようです (それほど大きな差ではありませんが)。 陵南公園には多くの種類の桜(16種類)があるので遅い開花の桜もあります。

滝山公園は花見情報の掲載対象に選ばれていることが多いので、開花状況を調べることができます。 お忙しくて少し桜の時期を逸した時には、少し標高が高い公園に当たってみると良いかもしれません。

富士森公園でさくら祭が催されている期間は、陸上競技場の駐車場が「花見駐車場」として利用できるように配慮されています。 桜の時期は、芝の養生期間として陸上競技場は立ち入り禁止です。

花見のシーズンには、滝山公園でも、近隣に期間限定の駐車場が確保されるので、 お出かけの前には、公式ページでご確認ください。