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春から新緑にかけては、気候も良く、若葉に咲く木の花も無条件に心地良く感じられますが、 初夏からは、梅雨や強くなってきた日差しと勢い良く茂った草など、やや心情が異なることもあって、 公園に散策に出かけたいシーズンではないかもしれません。
新緑から初夏になると木々も夏色になって来て、地面には草が茂って園内は濃い緑に変わります。 梅雨時なので、雨や曇りの日も多くなり勝ちですが、夏至に近い初夏の頃は日は長く、 晴れた日には強い日差しが高いコントラストの夏の模様を作ります。
この時期を代表する花は、文句無くアジサイ(紫陽花)でしょうが、 ナンテン(南天)やクチナシ(梔子)、ビョウヤナギ(未央柳)などが、 御所水通りにはナツツバキ(夏椿)が咲きます。
東口のクマノミズキ(熊野水木)、ロータリーや体育館の裏手のサンゴジュ(珊瑚樹)なども初夏に開花し、 花には、ミツバチやアブなどの昆虫が沢山来ています。 東口のミズキには名札に「?」が付けられているのですが、初夏が花期なのでクマノミズキだと思います。
ネズミモチ(鼠黐)は、駐車場(西の公園駐車場)の生垣や、児童遊園の角、市民球場のあたりに植えられています。 日当たりが良いからか、駐車場のネズミモチが花付きが良いようです。 ドングリのマテバシイ(馬刀葉椎/全手葉椎)やスダジイも初夏に花の穂を沢山付けています。
アジサイ(紫陽花)は、東口ロータリーの植え込みとテニスコートの東側、慰霊塔の西側に植えられていて、 八王子市民体育館の周りと駐車場、平和の像の東側などにも西洋アジサイが植えられています。 南側の御所水通りの歩道にも、西洋アジサイが並んでいる区画があります。
( 関連 : 富士森公園のアジサイ(紫陽花) )
ナンテン(南天)は、東口ロータリー、体育館の裏、御所水通りの入口など数箇所に植えられています (他の場所にもあったような気がします)。 南天は、秋冬に赤い実の穂を連想しますが、鳥が食べるのか、実が揃っている状態はなかなか見られません。
クチナシ(梔子)は、コクチナシ(小梔子)2種類が慰霊塔の庭園部に、 御所水通りの歩道の低木に大きい花のクチナシがあります。 コクチナシは、ほとんどが八重の花ですが、一部に一重のコクチナシが植えられています。
草が茂ってきた地面には、ヒメジョオン(姫女苑)や だんだん広場や平和の像の辺りに群生して花を咲かせるドクダミが目立ちますが、 ホタルブクロ(蛍袋)も数箇所で咲いています。
初夏から夏に掛けては、どこの公園でも草刈が入ります。 野草を期待して行くと、さっぱりと刈られていることもあります。
( ※画像のリンク先には、ここに掲載している以外の写真もあります。 )
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