これから取り上げる最新のDSPユニットは、前項でお話した一般のDSPユニットとは少し性質が異なります。 ここで取り上げるDSPユニットとは、入力から出力までをユニット内部でディジタル信号処理し、信号経路や設定などフレキシブルに変更できるように設計された放送設備用の可変型DSPユニットです。
RAMSA製品 USP(Universal Sound Processor)の例などを中心に可変設定型DSPユニットの特徴やあまり見ることができない実際の製品の機能、音響システムへの応用、可能性などについてご紹介したいと思います。
機器構成や、他のプロ音響機器と比較した特徴など、可変型のDSPユニットの機器の概要や特徴をご紹介します。
DSPユニットを使用した場合の利点や、他のシステム構成の方がマッチするケースなどを考えてみたい思います。
音響設備での具体的なケースで放送サービスに対する可変性など仮の建物を考えながら、全5回でお送りしたいと考えています。
RAMSA製USPのスクリーンショットや機能を詳細に掲載することで、実際のDSPユニットの設定の様子をご紹介します。
DSPユニットを応用した利便性の高い放送設備の可能性について考えます。
あまり他では、ご覧になれない特殊用途の製品だと思いますので、機能やフィーリングなどをスクリーンショットをできるだけ多く使いながらご紹介します。
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音響技術
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東京技術センター(八王子)の無響室は、簡易型ですが、 音響機器開発時に技術部内で音響試験、測定や、お客様のご依頼による音響測定のお手伝いなども可能です。 小型の無響箱や測定箱などでは測定できない大きさの機器でも測定でき、 ダミーヘッドを利用した実験などにも利用しています。 |