このコラムは、機器組込みのエンベデット・ソフトウェア(ファームウェア)の開発に関連したコラムです。メールマガジン「アメニティ サウンド音と快適の空間へ」で連載していた技術・開発コラムを再編集したものを掲載しています。
ソフトウェアとファームウェアの対象、分類から始めたいと思います。
一般に、メディアなどでソフトといった場合には、非常に幅広く使用されており、DVDソフトなどのように、DVD制作に利用するコンピュータ・ソフトウェアよりむしろ、音楽、映像ソフトを指すことの方が一般的です。
さらに、インターネットのホームページなどで利用される、ASPやCGI、Java Script、VB Script、FlashなどによるWEBアプリケーションなどのソフトウェアもあり、ソフトウェア開発と言った場合には、一意に対象が定まりません。
ASCIIデジタル用語辞典では、コンピュータを主な対象としているため「ソフトウェア」を見るとコンピュータソフトウェアの説明になっていますが、それでも割と抽象的な表現になっています(上に書いたCGIなどの用語も簡単な説明がほしいと思われる方は、ASCIIデジタル用語辞典などを参照してみてください)。
▼ASCII デジタル用語辞典 「ソフトウェア」の場合
http://yougo.ascii24.com/gh/63/006351.html
▼ASCII デジタル用語辞典(トップ)
http://yougo.ascii24.com/
このコラムでのソフトウェアは、コンピュータ、マイコン用のソフトウェアです...
パソコン用のソフトウェア開発に興味がある方には、DSPは無縁とお考えの方がいらっしゃるかも知れませんが、Windows用などでポピュラーなIntel Pentium3/4などのプロセッサも、SIMD命令など、プロセッサのアーキテクチャの理解が重要となる部分があります。
▼Intelのホームページ
http://www.intel.co.jp/
リアルタイム制御では、いうまでもありませんが、パソコンのソフトウェアでプログラム・コードをオプティマイズ(最適化)する場合でもプロセッサのアーキテクチャや特性を理解して方針を決めなければなりません。
特に最近のPentium4など高速化され、キャッシュ・メモリーの支配力が強いプロセッサでは、その特徴を理解するのに、プロセッサのアーキテクチャを理解することが、高速化などのアルゴリズムを考える上でのキーポイントとなります。
さて、CPUとDSPの違いですが、大雑把には「データ専用バス」を持つアーキテクチャを取るものがDSP、それ以外のプロセッサがCPUと考えても差し支えないかと思いますが、実際には、DSPやCPUの製品によって、それぞれ特徴があり、必ずしも、バスによって分類するのが正しいとはいえないかもしれません...
ソフトウェア開発と開発ツール関連の雑記
機器組込みのエンベデット・ソフトウェア(ファームウェア)の開発に関連したコラムです。 メールマガジン「アメニティ&サウンド 音と快適の空間へ」に連載していた技術・開発コラムを編集掲載しています。
ソフト、ハードウェア 技術関連の雑記
このコラムは無料メールマガジン「アメニティ&サウンド 音と快適の空間へ」 vol.36〜vol.64(2003年8/21〜2004年11/18)に 音響と開発の関連コラムとして連載していたものを編集掲載したものです。
技術・開発の閑話-2- vol.11〜20F1とコンピュータ技術 / ソフトウェアの標準と部品化
( 戦術と戦略の誤解 / アジャイル開発 / リファクタリング / 遺産と再生産 / 標準と生産管理 ほか)
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技術・開発の閑話-2- vol.01〜10「ありえない」フェイルセーフと安全機能の連鎖 / HDD容量の差(天使の分け前) / リアルタイムとベストエフォート / エラーとコスト(ブルースクリーン/XP) / NDAと情報公開 / 専門ドメインの基礎範囲 / NHK技研公開(超高精細映像システム) |
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