このページは、振動ユニットBassShakerをご利用いただく上で、少し応用的な内容やご利用法の工夫に対するヒントとなるようなタームについてご案内いたします。 基本的な接続方法やご注意などは、「基本的なご利用方法」のページにご紹介していますので併せてご覧ください。
BassShakerに中高音域の信号を入力した場合、取り付けた椅子や、テーブル、台などが入力信号に併せて振動することでスピーカーのコーンのような役割を果たし音が発生します。
振動ユニット単体で振動しても、空気振動は大きくないため音量は小さなものですが、面積をもつテーブルなどに取り付けた場合には、ある程度の音量が出ます。
アトラクションやアーケードゲーム、展示ブースなどでは、以外な物から音を出すという目的でユニットが利用されることがあります。
音響的な特性は、スピーカーやオーディオセットのようなHi-Fiにはなりませんが、中音域ではっきりと聞き取れる音で鳴らす程度までは可能です。 取り付けるものによりますが、性能の劣るスピーカー程度に普通に聞こえます。
また、ノイズキャンセラーで行われているように、取り付けたものの振動を逆特性で振動させることで振動やノイズを打ち消す目的で利用しようとされている例もあります。 このキャンセラー的な用途での結果を存じませんので適用効果についてのコメントはできませんが、そのような応用アイデアがあるという点だけご紹介します。
中高音域では振動ユニットはそれほど効率よく振動しません。 大きな音量を得ることはできないため、比較的入力が大きめになる可能性がありますが、振動ユニットの設計が低域用のため、中高音域の入力に対しては最大定格までの耐性がありません。
中高音域についてはメーカーの定格が未設定であることにご注意ください。
音を出す目的の場合、人が触れるような近傍で意外な所から適度な音を出す程度のトリッキーな利用方法だとお考えいただくのが妥当です。
中高音域の信号、特に高音を高いレベルで入力すると、振動ユニットのコイルが破損しますので、中高音域の信号の入力は完全には禁止されていませんが、回避するか、レベルを抑えてください。
この破損については過大入力と同等のお客様の過失による故障という扱いになります。
ハイパワー振動ユニット Bass Shaker ACT-50-4
振動ユニットご利用案内 基本的なご利用方法
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応用とご利用上のヒント
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振動ユニットをご利用いただく場合の接続やアンプなど基本的な内容と応用的なご利用案内になっています。 他にいただいたご質問の代表的なものを「FAQ / よくあるご質問と回答」のページに掲載しています。 お客様にご利用いただく場合にご案内しているような内容をまとめましたのでご利用ください。
「ご注意いただきたい点」のページは振動ユニット特有の内容がありますのでオーディオ機器の知識のある方もご覧いただければと存じます。
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