民生用オーディオ用のアンプとスピーカーは、6〜12Ωのインピーダンスのものが一般的ですが、BassShakerは4Ωですから、そのまま1ユニットを接続して利用することができません。
ご利用予定のアンプが4Ωのスピーカーを駆動できない場合には、合成抵抗によってインピーダンスマッチングを図る必要があります。 次の図は、8Ωにインピーダンスマッチする場合の例です。
Aの接続は、直接に4Ωの抵抗を接続し、合計で8Ωにする例です。 電力がかかりますから、オーディオ専門店などで扱われているセメント抵抗を使います。 振動ユニットと抵抗のそれぞれが4Ω/50Wとなり、100Wのアンプで駆動することになります。
Bの接続は、2ユニットを使ってハイパワーにする時の例です。 インピーダンスマッチとユニットの追加を同時に満たします。
この場合もアンプは100Wのものを使います。
右の図は、100Wのアンプで駆動した場合に50Wになるという例ですが、150Wのアンプの場合75W、80Wの場合40Wと分圧した形で電力がかかります。
当然ですが、アンプのボリュームを上げた時の電力ですから、ボリュームを絞っている時には低い出力になります。 上限は、最大絶対定格75W、連続入力50Wが最大ですが、ボリュームで調整いただける場合には、高出力のパワーアンプをご利用いただくことも可能です。 ただし、出力の大きなアンプをご利用の際には、誤って出力を上げると振動ユニットが破損しますので十分にご注意ください。
インピーダンス整合を取らないと、アンプかユニットのどちらかが過負荷になって破損したり、アンプの安全回路で停止したりと正常に利用できませんので、必ずインピーダンスは整合するようにしてください。
ハイパワー振動ユニット Bass Shaker ACT-50-4
振動ユニットご利用案内 基本的なご利用方法
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応用とご利用上のヒント
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「ご注意いただきたい点」のページは振動ユニット特有の内容がありますのでオーディオ機器の知識のある方もご覧いただければと存じます。
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