音声コーデック実証試験機のDSPユニットと実装したコーデックは以下の様になっています。
DSPはTexas Instruments社のTMS320C6701浮動小数点DSPを使用し、音声コーデックアルゴリズムを実時間動作させます。 1ユニット内にコーデック処理用と変復調用の2個のDSPを搭載しています。
DSPユニットの概略仕様は、次の表のようになっています。
DSP | TMS320C6701(Texas Instruments社) 2個使用 |
---|---|
DataMemory (SDRAM) |
8M×32bit |
ProgramMemory (SBSRAM) |
128K×32bit |
BootFlash ROM | 512K×8bit |
DSP内部クロック | 157MHz |
プリント基板 | 8層 FR-4相当材使用 |
ユニット外形 | VMEダブルハイト準拠 |
音声圧縮実証試験機に実装した音声コーデックは、次の4種類です。
コーデックはC言語とC++言語で提供されたソースコードをDSP用に最適化して移植しました。
このシステムを用いた研究は 潟純C・アール・ピー 様が日本音響学会2001年秋季研究発表会で発表され、日本音響学会講演論文集2001年10月に掲載されています。
「業務用移動通信向け低ビットレート
音声コーデックのDSPでの性能評価」
佐々木誠司 麓 照夫
(ワイー・アール・ピー高機能移動体通信研究所)
日本音響学会講演論文集-2001年10月 (pp.395-396)
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