測定結果の分析表示には、測定結果をフィルター分析して分析結果と規格値の上限および下限値(マスクカーブ)が表示されます。 算出した結果が規格値の上下限を超えている場合には、警告色で算出結果が表示されます。
測定シーケンスに設定されているナローバンド/ワイドバンド、ハンドセットやハンズフリーなどの通信端末の種類、測定方法に応じて、 分析結果が規格値に適合するか判定され、規格値の上下限を超えている場合には、計算結果の数値が警告色で表示されます。
計算値 | SLR、RLRなど計算値が、規格値に適合するか判定されます(規格範囲外の場合は赤色で表示されます)。 |
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規格値 | 規格の上限値(Upper Limit)と下限値(Lower Limit)を表示されます。 |
ALLPASS | 16Hz〜16kH周波数範囲での総和レベルを表示されます。 |
OVERALL | 帯域幅(narrow/wide)における区間積分値を表示されます。 |
グラフの表示レンジやカーブタイプなどを変更することができます。測定記録のグラフ表示でも同じように 設定するができ、印刷時にも反映されます。
表示レンジ | 横軸と縦軸の表示レンジを設定できます。縦軸は適切なレンジに自動調整することができます。 |
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横軸表示タイプ | リニアまたは対数表示に設定できます。 |
波形表示タイプ | 曲線またはバータイプに設定できます。 |
マスクカーブ | 縦軸方向に移動したり、指定した周波数に合わせて自動調整することができます。 |
測定結果・分析グラフ表示上のクロスカーソル位置のX軸とY軸に対応する周波数とレベルが右上に数値表示されます(リードアウト)。