オーディオテクニカ USBデジタル・ヘッドホン 3/6

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ATC-HA4USBの音を聞いてみる

前ページまでは、外観や印象について記しました。 ヘッドホンですから、装着感などもさることながら、最も重要となる音を聞いてみることにします。

接続 〜 音が出るまで

ATC-HA4USB は、USBデジタル信号を直接再生します。 対応製品は、Windowsとアップル社のパソコンのみです。 家庭用ゲーム機やPDAなどUSB端子を持つ機器がありますが、対応機種とはなっていません(パソコンの対応OSは、1ページ目の仕様やオーディオテクニカの製品情報を参照してください)

USBドライバやパソコン側の設定などわずらわしいことが沢山あるかと思いきや、ATC-HA4USBをパソコンのUSB端子に接続したところ、最初から簡単に音が出力されました。 使用したパソコンは、SONY VAIO LX80 / Windows 2000です。 1年以上前のパソコン製品ですがドライバなど特に問題なく動作しました。 USBオーディオを正式にサポートしているパソコン機種(OS)であれば、大丈夫なようです。

しかし、パソコンの種類、OSの設定、CD、DVDなどのメディアとドライブによって、USBオーディオの利用方法が異なり、設定の変更が必要になる場合があります。 デジタル・オーディオですので、うまくいかない場合には、全く音声が出力されない可能性があります。 購入を検討されている方は、オーディオテクニカ製品情報や、FAQなどに使用条件などの詳細が記載されていますので、確認されることをお勧めします。

USBバスパワー

オーディオテクニカ USBデジタル・ヘッドホン ATC-HA4USB

ATC-HA4USBは、USBバスパワー(USBケーブルから供給される電源)で動作しますので、ヘッドホンアンプの電源を別に接続することもなく、パソコンにUSB端子があれば、接続して使用することができます。 ノートパソコンを外出先で使用する場合でも、USB端子を持った機種であればATC-HA4USBのクオリティで音楽などを聴くことができます。

USBバスパワーを利用していますから、ノートパソコンをバッテリ使用にした場合は、USBの電源仕様などを確認する必要があります。 ノートパソコンの場合、バッテリーを長時間利用できるようにするために、ACアダプターを電源にした場合とバッテリー使用時では、電源の仕様が異なる可能性があります。

ATC-HA4USBは、ヘッドホンドライブのアンプを内蔵しますので、5V/120mAの電源供給が必要です。 パソコンの取扱い説明書やメーカーのサポートに問い合わせる必要があるかも知れません。

音質について

音質については、S/Nと全高調波歪率のデータがオーディオテクニカの製品情報に掲載されています。 このデータは、デジタル伝送とパソコン内蔵のヘッドホンとの比較データですが、全高調波歪率(最大出力時)0.05%、S/N比90dBと非常に優れたデータになっています(悪ければ掲載しないでしょうが)

ただし、一般的なオーディオ製品と異なり、パソコンのオーディオ出力は、機種による差が大きく、例えば、音楽用に適したと販売されている機種であれば、当然、比較的優れた音質、S/Nの製品になりますし、非常に廉価で高速なパソコンであれば、CPUやディスプレイなどのパフォーマンスが重視され、オーディオ機能はコストカットの対象になりますから、オーディオ製品として比較するのがナンセンスな状態です。

ですから、S/N=90dBとは、良いか悪いか、全高調波歪率=0.05%は、良いか悪いかと考えるほうが良いでしょう。

主観なので、あまりご参考にはならないかもしれませんが、同じ価格帯の密閉型ヘッドホンと同レベルの音質に仕上がっているという印象をもちました。 デジタル伝送であることの利点が生かされ、悪影響は音質には表れませんでした。(リファレンスとして使用したCDはホール音響調整用テストCD「Audio / Acoustics Technical CD」です)

楽曲(Pops,Classic,雅楽)、アナウンス(男声,女声)などを主に試聴しましたが、低域から高域までフラットなバランスの取れた仕上がりになっており、目立った癖のようなものはありません(強いて言うと、やはりオーディオテクニカの音です)

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