ツリフネソウ(釣船草/吊舟草)の花 2

片倉城跡公園のツリフネソウ(釣船草/吊舟草)の花を少しアップぎみに前から見たところです。 左隣に開きかけている花も見えます。 周りの株も花付きもよく花の状態もきれいですが、難点は園路から遠すぎて肉眼では見えないことです。

この時も散歩の方に「何を撮っていますか？」とか「何がいるんですか？」とお二人の方に尋ねられました。 何を撮ろうとしているのかカメラを向けている方向を見ても謎だということです。 林縁のツリフネソウを撮っていますと答えると 「あの辺の紫色のすごく小っちゃいやつですか？あれはアザミじゃないですか？めずらしい花ですか？」といわれる現場です。

この日、隣の片倉つどいの森公園に行ったところカメラを持った方に
「片倉城跡に行こうと思っているところですが、今どうですか?」と尋ねられたので、
「丁度、水車小屋の辺りにツリフネソウが咲いていますよ。園路から少し距離がありますが」と答えると
「どのくらいの距離ですか」と続けて尋ねられたので、
「今立っている場所が園路だとして、だいたい、あのあたり位だと思います」と指をさして大体の位置を答えたら
「ああ…、無理ですね。今日はやめておきます。」と仰ったので、
「キツリフネは近くで咲いていますし、せっかく来られたのなら立ち寄られてみてはいかがですか」と勧めたのですが、 普通には「無理」な感じです。池の辺りでカワセミを撮っている人にカメラを借りないと見えない距離です。

ここは一つ水田跡に菖蒲田に設置されているような木道を設けて肉眼でもよく見える程度まで近くに行けるようにしていただきたいところです。 片倉城跡のツリフネソウは、小宮公園や長沼公園より群生の株が多いように見えます。 近くで見えるなら、ヤマブキソウやカタクリ、花菖蒲の時期のようにツリフネソウを見にこようという人もいるのではないでしょうか。