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GX4001は、ソーテックとしてのはじめての本格的なBTOモデルといえる幅広いCPUやオプションから構成可能なモデルです。従来のモデルでもBTOオプションとして、メモリやHDDなどの一部のスペックをBTOでオーダーできましたが、GX4001は、フルBTOオプションでのオーダーが可能になっています。
BTO対応に伴って、CPUもインテル®Celeron®プロセッサ1.70GHzから最新のHT(ハイパースレッディング)テクノロジ対応のインテルPentium4プロセッサ3.06GHzにまで対応し、PC2100、PC2700、FSB400MHz、FSB533MHzの各CPUラインナップが選択可能となっています。
CPU、メモリ
CPUは大きく分けると、FSB400MHz,PC2100対応のプロセッサと、FSB533MHz、PC2700対応のプロセッサがあります。
プロセッサ |
システムバス |
メモリ転送 |
HT
Technology
Intel®Pentium® 4 プロセッサ
3.06GHz |
FSB533MHz
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PC2700 |
Intel®
Pentium® 4 プロセッサ
2.40B GHz
/ 2.66GHz
/ 2.80GHz |
Intel®
Pentium® 4 プロセッサ
2A GHz |
FSB400MHz |
PC2100 |
Intel®
Celeron® プロセッサ
1.70GHz
/ 2GHz |
メモリは、256MB、512MB、1GBから選択できます。利用目的にもよりますが、このクラスのCPUを搭載したパソコンの場合、メモリアクセスが性能のボトルネックになりますので、予算が合えば、512MB以上搭載されることをオススメします。
メモリは、OSなどが利用している容量を考えても、アプリケーションの利用メモリを考えても、また、データの記憶容量を考えても、FSBの性能とともに最もパフォーマンスに与える影響が大きくなります。
特に、FSB533MHzの高速なシステムをお望みでしたら、ご希望のパフォーマンスを生かすには、メモリ容量が必要です。
HDD、CD、DVD
HDDは、180GB /
120GB / 80GB / 40GBから選択でき、2ドライブの取り付けが可能です。このモデルで採用されているドライブは全て7,200rpmの高速ドライブです。Ultra
ATA/100 インターフェースで、高速なアクセスです。
40GBと80GBの差額は\13,000、80GBと120GBの差額は\9,000、120GBと180GBの差額は、\17,000となっています。80GBと120GBのところに境界がありますので、組み合わせは良くご検討ください。
例えば、同じ120GBでも、40+80=120GBの場合と120GB1台では価格が異なります。パフォーマンス性能を考えると2台構成にして、データのドライブとシステムドライブを分けるのが良いのですが、価格は、1ドライブの方が廉価です。
CD、DVDドライブは、CD-ROM、DVDコンボからDVD-R/RW、DVD-Multi(
DVD-RAMも可能)まで、5種類を最大2ドライブまで装備できます(あまり2ドライブにしたいという方はいないかもしれませんが)。
DVDについては、DVD-R/RWは互換性問題があります。SOTECの製品に限らず、家電のDVDレコーダーまで含めて、現在のDVD書き込み可能なメディアでは、機種やディスクメディアとの相性などが発生することがあります(CD-Rなどの初期のころと同様です)。
DVD書き込み可能なメディアには、DVD-R、DVD-RW、DVD-RAM、DVD+R、DVD+RWという5種類のメディアがあり、SOTECの採用しているドライブでは、DVD-R/-RWと、DVD-RAMに対応するドライブとなります(今は各社それぞれで少し悩ましいですが、いずれCDのように全対応ドライブに収束するということになるとは思います)。
インターフェースなど
インターフェースは、IEEE1394×2、 メモリースティック、USB2.0ポート×5、パラレル、シリアルポート、アナログCRTポート、LAN、オーディオ入出力(ライン入力、マイク、ライン出力、ヘッドホン)、光デジタル(S/PDIF)出力、PCカードスロット(TypeII×1
CardBus対応)が共通に、モデム、TV関係などはオプションボードの装着によって変わります。(この詳細は、SOTECの仕様、インターフェースのページを参照してください)
標準的なインターフェースは、BTOオプションに関わらず共通で装備されています。
オススメ構成の例
ざっと、簡単にご紹介しましたが、BTOモデルですので、ご希望の通りということになりますが、逆に迷ってしまわれる方もいらっしゃるかと思います。ここで、いくつか、モデルケースで、オススメのBTO構成の例を記載してみますので、ご参考にご覧ください。
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ハイエンド
本体のみ
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ハイエンド
モニタ付き
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特に説明不要なハイエンドモデルです(最高スペックではありません)。
グラフィックカードやTVチューナまでは追加していません。 |
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ロースペック
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これも説明不要な最も廉価なスペックです。
(でも結構な性能にはなりますね) |
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ビジネス
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ビジネス モニタ付き
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ビジネス用途などの高性能デスクトップ。
DVDは読み込めるように、HDDは多め、FSB533MHzで |
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ホームユース
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TVチューナーをつけてDVD-R/RWドライブに
HDDは120GBで録画などでも十分な容量に
お好みやゲーム用途に応じてグラフィックボードを強化してください。 |
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パワーユーザー
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+
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HDDは120GB×2で240GB、2ドライブでアクセスと容量をアップ
処理能力とデータスループットの性能を重視し、3Dグラフィックや負荷の
高い計算などでパフォーマンスを発揮するタイプです。
グラフィックスの場合には、ボードを強化してください。 |
ビジネスは、このモデルの基本性能が生かせる少し高性能ぎみにしています。一般にローコストな製品がビジネス用途では選択される傾向がありますが(原価償却やローンの期間などもありますし)、比較的長く使えるようにするには、少しスペックを高めにして購入されると、現役で利用できる期間を長く取ることができます。
DVDでデータ渡されたり、データROMのためにDVD読み込みは可能に、メモリは512MBで、基本的な性能はかなりのものになります。HDDは多くの資料写真や、作成資料をレビジョン付きで保存しておいても、全く問題がないサイズという観点で構成しています。
ホームユースは、トレンドのTVチューナーを押え、TV録画も可能なモデルとして120GBのディスクと、DVD書き込みが可能にしています。映像編集を強力にという場合などは、グラフィックボードで強化してください。グラフィックボード抜きの構成にしています。
パワーユーザーは、開発用途や、3Dグラフィックス、その他、文字通り、コンピュータのパフォーマンスを重視する方です。当然、CPUは最高速度で、メモリも可能な限り多めにし、HDDは2ドライブ構成で、シーク性能とキャッシュを最大限に生かすという考え方で構成しています。HDDは180GB×2=360GBまで引き上げることは可能です。
この例は、比較的高い性能でまとめていますが、それでも、これだけの構成や価格の違いが出てきます(これがBTOの醍醐味ですね)。
ご希望に合わせて実際にご自分で、SOTECの見積もりページを試してみてください。きっと一番フィットするコストパフォーマンスの良い構成が見つけられるのではないでしょうか。
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