CPU
CPUは、1.80、2.00、2.20GHzのCeleron 3種類から選択できます。
どれもFSB400MHzのCPUですから性能は、クロックに比例した形になります。
(大体現在のCPUはメモリバス性能が同程度なら、クロックの数字に比例します。性能がCPUクロックと異なるのは、PC1066やデュアル・チャンネルDDRなどメモリのバス性能が高い場合には、バス性能の低いものよりトータルの性能が高い場合があると考えればよいかと思います。)
2300Cの場合、やはりコストとコンパクト性が重要かと思いますので、2.20GHzというのはどうかという気もします。
もし、Dimension 2300Cで、2.20GHz、512MBなどのモデルをご検討ならば、Dimension 4500Cの2.40GHz、256MBのような構成の方が適していないか...価格差など検討してみてください。
2300Cであれば、180GHzか、2.00GHzのどちらかで、メモリは256MBまでというようなリーズナブルなモデルに合う構成の方が性能-コストのバランスが良いのではないでしょうか。
HDD
ハードディスクは、現在7200rpmの高速タイプばかりです。
デジタルカメラなどの高解像写真を沢山記録したり、映像、動画などを記録したりしなければ、多少(200や300)音楽ファイルを持っていても、100GBには至りません(音楽製作用の素材などで考えるとそうでもないですが、mp3などで音楽を聞いて楽しむだけなら、普通はなかなか消費されないと思います)。
インターネットエクスプローラーのキャッシュを1GB、仮想メモリを1GBなどと設定したとしても2GBです。
120GBというサイズは、画像データなどの大きなファイルを扱うには必要ですが、他の用途では、心配されるほどは容量を消費することがないかと思います。
CD-ROM,DVD
もし最も廉価に購入したいと仰る場合、DVDコンボやCD+R/+RWではなくCD-ROMを選択されるかと思いますが、HDDは大容量ですから、そのバックアップにCD-R/RWが書き込めるドライブを選択される方が良いかと思います。
2002年12月は家電のセールスも初めて単月でDVDレコーダがビデオを超えるなど、DVDメディアが本格的に普及してきましたので、DVDソフトの発売タイトルも非常に増加してきました。
予算やご希望によりますが、ご予算が許すのであれば、DVDコンボドライブを選択したいところです。
DVDプレーヤーとしてお考えの場合には、サウンド機能、スピーカが5.1chではないことはお忘れなく
最小構成
最小構成価格は、目安になるため、掲示していますが、CDドライブをCD-ROMにした場合です。
オフィスや課程内LANなどネットワーク接続される方は、オプティカルドライブをCD-ROMにしてコストを押えることも可能です。
CD-ROMに切り替えるには、CD-ROMを選択した後、CD/DVDドライブをなしにしてください。
もし、コストを押えたいとお考えでも、スタンドアローン(単体)でのご利用でしたら、HDDに作成される大量のデータをバックアップすることができませんので、CD-R/RWドライブか、CD/DVDコンボドライブにしてCD-Rによるバックアップ手段を確保される方が良いと思います。
Dimension 4500C、2300Cのスリムタイプは、内蔵ドライブでは、FDを搭載しませんので(オプションでUSB FDを外部接続はできます)、CD-R/RWが書込みメディアになります。
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メモリ
メモリは、Dimension 2300Cのようなコストパフォーマンス型の場合、余分な容量を搭載したり、ヘビーユースにあわせた容量にはしたくありません。
やはり、Dimension 2300Cの場合は、CPUがCeleronですし、利用するのに問題がない最低限度のメモリ容量で、コストを押える方向で考えます。
Pentium 4 のマシンなら、512MB程度搭載すると、多用途でパフォーマンスが期待できますから512MB搭載としたいですが、CeleronであればCPU性能とコストのバランスを考えると、256MBで問題のない用途に利用すると考え、256MBをオススメします。
128MBでも利用できるのですが、用途によってパフォーマンスが低渋する可能性があります。Celeronは、キャッシュメモリも少ないので、メインメモリに256MB程度搭載することで通常のアプリケーションのメモリに不足ないようにすると、快適に利用できるかと思います。
Windows XPはかなりスタンダードな状態でも、起動時ですでに100MBを超えるメインメモリを消費した状態になります。
もし、512MB搭載した方が良いのではないかという用途、例えば、画像処理などで、ある程度以上のパフォーマンスを求めるなら、Dimension 4500Cをロースペック(といっても、P4 2.4GHzからですが)にして検討された方がバス性能、CPU性能の差がかなりあるかと思います。
メインバスの性能は、2300Cも4500CもPC2100で同じです。劇的な向上をということであれば、PC1066を採用しているDimension 8250までランクアップする必要があります。
AGP
Dimension 2300CにはAGPポートがありません。
スリム型でもDimension 4500Cは、AGPスロットによって、グラフィック性能を拡張可能です。グラフィックスボードをAGPスロットで拡張したい方はDimension 4500Cをご検討ください。
LAN
オンボードのLANは、10Base-T/100Base-Tです。
もし、1000Base-T、GigaEthernetをお求めでしたら、PCI増設する必要があります。ビジネス用途でご検討の方でしたら、OptiPlexシリーズは、GigaEthernet(Max 500Mbps)を標準搭載していますので、OptiPlexもご覧になってみてください。
ディスプレイ
ディスプレイ付きのモデルが多いですが、BTOオプションでディスプレイなしにすることで、本体のみ購入することができます。
ディスプレイは、おおよその場合、デルの標準15インチTFT液晶ディスプレイが選択されています。コストパフォーマンスは非常に良いのですが、もし、グラフィックスなどのために、大型、もしくは高級な色再現などをお求めの方は、オプションを見てみてください。
他のディスプレイも同時に購入することが可能です。
マウス
マウスは、2ボタンマウス(PS/2)とホイール付きマウス(USB)があります。
ホイール付きマウスがオススメですが、USB接続したくない方やマウスホイールが不要な方は、2ボタンマウスを、あまりパソコンを良くご存知ないと仰る方で買い換えられるのでしたら、ホイール付きマウスを選択されるのが良いかと思います。
標準モデルの初期設定は、2ボタンマウスも、ホイール付きのマウスの場合もありますので、オーダー時にマウスの設定項目はご確認ください。
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