第13回 「パンダが日本にやってきた」
〜カンカン重病・知られざる11日間〜
上野動物園飼育課 : 中川志郎 本間勝男、獣医 田邉興記
第14回 「厳冬 黒四ダムに挑む」
〜断崖絶壁の輸送作戦〜
「黒部川第四発電所」の開発
株式会社間組 : 中村精、岩井宰
第15回 「海のかなたの甲子園」
〜熱血教師たち・沖縄野球 涙の初勝利〜
首里高校監督:徳田安太郎
第16回 「翼はよみがえった」2回シリーズ(前編)
〜YS-11・日本初の国産旅客機〜
第17回 「翼はよみがえった」2回シリーズ(後編)
〜YS-11・運命の初飛行〜
日本初の民間旅客機「YS-11」の開発
三菱重工業株式会社:東條輝雄、 土井武夫
第18回 「国境を越えた救出劇」
〜大やけどのコンスタンチン君・命のリレー〜
札幌医科大:金子正光
海上保安庁:匂坂正久
YS11の開発16,17回は、DVD Boxの第I期に収録されており、DVD映像でもご覧になれます。
ロシアで全身大やけどの重症をおったコンスタンチン君を日本の病院に緊急空輸して皮膚移植治療するために努力された外交、医療の関係者の方のストーリー「国境を越えた救出劇」は、この第3巻に収録です。
ごく最近でも、外国の方を日本の病院で治療するには、人道的な問題や経済的な問題だけでなく、外交問題をクリアするために難しいことが思い知らされることがあります。この場合には、皮膚呼吸ができないため、命を救うために決断や行動に緊急を要する想像以上に困難なプロジェクトであったのだろうと思います。
第1期「プロジェクトX」の目玉とも言える、2話連続の「YS-11」開発ストーリーが「翼はよみがえった」含まれています。「翼はよみがえった」は、関係者が多数出演した、「プロジェクトX」の代表作ですから、この巻を抜きにはできません。
YS-11開発の昭和30年代当初は、日本では開発不能を考えられるほど困難なプロジェクトだったことは、第16、17回の放送や関係書籍などを見るとよくわかりますが、現在は、最終的な販売、組み立てこそ行なわれていないものの、三菱重工を筆頭にジャンボジェットの重要パーツなどを日本の企業が生産していますから、開発自体は技術的に可能なのだと思いますが、営業、特に事故に対する保証などがネックになって、販売できる見込みが立たないといわれています。
中型以上の旅客機を販売できる国は、世界でも、アメリカ(ボーイング)、フランス(エアバス)を除くと、カナダが中型旅客機の販売に成功している程度だということです。
2002年初頭、川崎重工でYS-11以来の国産旅客機の開発が始
まると報道されました。2010年就航を目指すとのことです。旅客業界も営業的に競争が熾烈になっていますが、再び国産旅客機が日本の空で旅客営業する日がくるのでしょうか。
|
「プロジェクトX 挑戦者たち」の書籍は21巻、「プロジェクトX 挑戦者たち」DVD BOX は第VII集まで発売されています。
|
DVD 10巻
化粧箱収納
\34,199
|
|
DVD 10巻
化粧箱収納
\37,999
|
|
DVD 10巻
化粧箱収納
\37,999
|
|
DVD 9巻
化粧箱収納
\34,199
|
|
DVD 10巻
化粧箱収納
\37,999
|
|
DVD 10巻
化粧箱収納
\37,999
|
|
DVD 9巻
化粧箱収納
\34,199
|
関連書籍
|