CPU
CPUは、2.40、2.53、2.80、3.06GHzの4種類から選択できます。
どれもFSB533MHzのCPUですから性能は、クロックに比例した形になります。
チップセットが845Gですから、バス性能は、PC2100とCPUの演算性能の方がデータスループットよりかなり上回ることになりますので、演算性能がほしいと仰るのでなければ、2.40GHzもしくは2.53GHzが適しているのではないでしょうか。
とにかくパフォーマンス性能が少しでもほしいとお考えで、2.8GHz、3.06GHzをご検討ならば、バス性能の高いDimension 8250 などの方が適しているかと思います。
スリム型シャーシで高性能なということになるとCPUのグレードを高くすることにするしかないかもしれませんが...
現在の高速CPUは、演算性能の方が、メモリのバス速度よりかなり勝っていますので、高い性能のCPUをご利用になるのでしたら、バス性能の高いチップセット構成の機種を選択された方が良いかと思います。
4500Cの場合、コストバランスとコンパクト性、静音性、外観などトータルバランスが魅力の商品かと思います。
HDD
ハードディスクは、現在7200rpmの高速タイプばかりですから、パフォーマンスの違いは、200GBの場合のキャッシュメモリの差になるかと思います。
デジタルカメラなどの高解像写真を沢山記録したり、映像、動画などを記録したりしなければ、多少(200や300)音楽ファイルを持っていても、100GBには至りません(音楽製作用の素材などで考えるとそうでもないですが、mp3などで音楽を聞いて楽しむだけなら、普通はなかなか消費されないと思います)。
インターネットエクスプローラーのキャッシュを1GB、仮想メモリを1GBなどと設定したとしても2GBです。
120GB、200GBというサイズは、映像や画像データなどの大きなファイルを扱うには必要ですが、他の用途では、心配されるほどは容量を消費することがないかと思います。
逆に、TVチューナーなどをつけて録画するような場合には、絶対的にHDD容量が必要です。
CD-ROM,DVD
もし最も廉価に購入したいと仰る場合、DVDコンボやCD+R/+RWではなくCD-ROMを選択されるかと思いますが、HDDは大容量ですから、そのバックアップにCD-R/RWが書き込めるドライブを選択される方が良いかと思います。
2002年12月は家電のセールスも初めて単月でDVDレコーダがビデオを超えるなど、DVDメディアが本格的に普及してきましたので、DVDソフトの発売タイトルも非常に増加してきました。
予算やご希望によりますが、ご予算が許すのであれば、DVDコンボドライブを選択したいところです。
DVDプレーヤーとしてお考えの場合には、サウンド機能、スピーカが5.1chではないことはお忘れなく
最小構成
最小構成価格は、目安になるため、掲示していますが、CDドライブをCD-ROMにした場合です。
オフィスや課程内LANなどネットワーク接続される方は、オプティカルドライブをCD-ROMにしてコストを押えることも可能です。
CD-ROMに切り替えるには、CD-ROMを選択した後、CD/DVDドライブをなしにしてください。
もし、コストを押えたいとお考えでも、スタンドアローン(単体)でのご利用でしたら、HDDに作成される大量のデータをバックアップすることができませんので、CD-R/RWドライブか、CD/DVDコンボドライブにしてCD-Rによるバックアップ手段を確保される方が良いと思います。
Dimension 4500C、2300Cのスリムタイプは、内蔵ドライブでは、FDを搭載しませんので(オプションでUSB FDを外部接続はできます)、CD-R/RWが書込みメディアになります。
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メモリ
メモリは、512MBですと、色々な用途でのパフォーマンスの心配がないかと思います。
CPUの演算、処理性能に対する影響は、L1、L2キャッシュメモリが絶対的で、ほとんどの場合、メインメモリからキャッシュに転送される速度が、重要ですが、FSB533MHzのCPUですから、各種のメインメモリ中のキャッシュなどによるパフォーマンスは期待できます。
Windows XPはかなりスタンダードな状態でも、起動時ですでに100MBを超えるメインメモリを消費した状態になります。
もし、ほとんどメモリ容量が不要と想定される利用方法であれば、256MB以上搭載してもあまり効果は期待できませんが、画像や映像などのメモリの必要な用途でなければ、512MB程度がCPU性能とのバランスが良いのではないでしょうか。
AGP
Dimension 4500Cは、AGPポートが×4の性能です。
現存するAGPの最高性能(×8)ではありませんが、AGP×8の性能のグラフィックボードは、かなりハイエンドにしか存在しませんので、一般的に高性能なグラフィックボードと言われるものであっても利用できる可能性が大きいかと思います。
AGPポートの性能が大きく影響するような用途、3Dグラフィックによるアニメーション制作や、3Dグラフィック性能が魅力のゲームでの最高速度をお求めの場合、AGP×8の性能を期待されるかもしれませんが、現在の所、ハイエンド製品でしか採用されていません。
チップセットでも、ワークステーション用やハイエンドPC用に設計されたチップセットでAGP×8がサポートされ始めたところです。
LAN
オンボードのLANは、10Base-T/100Base-Tです。
もし、1000Base-T、GigaEthernetをお求めでしたら、PCI増設する必要があります。ビジネス用途でご検討の方でしたら、OptiPlexシリーズは、GigaEthernet(Max 500Mbps)を標準搭載していますので、OptiPlexもご覧になってみてください。
ディスプレイ
ディスプレイ付きのモデルが多いですが、BTOオプションでディスプレイなしにすることで、本体のみ購入することができます。
ディスプレイは、おおよその場合、デルの標準15インチTFT液晶ディスプレイが選択されています。コストパフォーマンスは非常に良いのですが、もし、グラフィックスなどのために、大型、もしくは高級な色再現などをお求めの方は、オプションを見てみてください。
他のディスプレイも同時に購入することが可能です。
マウス
マウスは、2ボタンマウス(PS/2)とホイール付きマウス(USB)があります。
ホイール付きマウスがオススメですが、USB接続したくない方やマウスホイールが不要な方は、2ボタンマウスを、あまりパソコンを良くご存知ないと仰る方で買い換えられるのでしたら、ホイール付きマウスを選択されるのが良いかと思います。
標準モデルの初期設定は、2ボタンマウスも、ホイール付きのマウスの場合もありますので、オーダー時にマウスの設定項目はご確認ください。
IEEE1394
オールインワンタイプの国産マシンでは、IEEE1394は標準搭載されていることが多いですが、4500Cでは標準ではないことを見落とさないようにしてください。
映像、画像を編集されるのでしたら、外部I/FとしてIEEE1394を想定されていると思いますので、マルチアクセスのオプションを確認してください
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