コストパフォーマンス
スリムシャーシのコンパクト性と静音性のDimension 2400Cは、CPUにCeleron 2.40GHz、2.70GHzを搭載したローコストモデルです。
シャーシなどの基本的な機構は、スタンダードタイプの4600Cとほぼ同じです(AGPが無いなど違いはあります)。
CPU性能の他、搭載可能なHDD、メモリなど構成が若干異なります。
DVD+R/+RWドライブ
スリムタイプでもDVD書込み可能な、DVD+R/+RWドライブが搭載可能になりました。
大容量のHDDのバックアップ、映像録画、編集の記録にCD-R、CD-RW、DVD+R、DVD+RWが利用できます。
CD-ROMを選択して廉価な構成にすることもできますが、価格差は僅かですので大容量のデータを漠アップできるように、CD-Rに書込みができるドライブを搭載しておく方が便利です。
HDDドライブ
Dimension 2400CのHDDは、7200rpmのドライブになっていますので、アプリケーションや仮想メモリなどで十分なパフォーマンスの速度を持ちます。
外形、重量などは、拡大写真のページに記しました。
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Dimension 2400C 拡大写真
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CPU
Intel®Celeron®
2.40/ 2.70GHz
FSB 400 MHz
チップセット インテル® 865G
メモリ
128MB〜512MB
PC2700 333MHz DDR-SDRAM
DIMMソケット×2
内蔵HDD
40GB / 80GB / 120GB
7200rpm Ultra ATA EIDE
CD/DVD
CD-ROM, CD-R/RW,
DVD-ROM, CD/DVDコンボ,
DVD+R/+RW, DVD±R/±RW
から選択。
周辺I/F
USB2.0×8(前2,後6)
パラレル、シリアル、
VGAモニタ出力
マウス(PS/2)、キーボード(PS/2)
5.1オーディオ入出力、
マイク入力
ヘッドフォン、S/PDIF 出力 各1
ネットワーク 10/100 Ethernet
拡張スロット
ドライブベイ
1スロット( PCI×1 )
5.25"スリムラインフロントベイx1
内蔵HDDベイ×1(装着済)
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BTO構成や比較
Celeronの2.7GHzまで搭載可能ですが、CPU性能をある程度以上にしたいとお考えならば、Pentium 4搭載モデルと比較検討されるかと思います。デルのスリム型デスクトップには、Dimension 4600Cがあります。こちらは、Pentium4 2.6GHz〜3.20GHzを搭載しています。
現在のCeleronとPentium 4の違いは、FSBの速度とキャッシュメモリです。また、Dimension 4600Cと2400C共にスリム型ですが、2400CのメモリはPC2700でデュアルチャンネルに対応していないため、メインメモリのバス性能は最大2.7GB/secと4600Cの半分となってしまいます。しかし、コストを重視してOfficeアプリケーションを軽く利用されるのであれば、まず問題なくCeleronの2.00GHzで性能が出せます。
AV系の性能もという方は、Pentium 4を搭載したPCの方が適しています。Celeron 2.00GHzにメモリを512MBというような構成をお考えなら、Pentium4 2.40GHzで256MBメモリというようなものの方が適している可能性があります。さらに、多用途で問題がないパフォーマンスというと一般的にはPentium 4+512MBというような構成を検討された方が良いかと思います。
FSB800MHz対応のPentium 4に関しては、8300と4600Cが搭載できますので、最新のCPUをご希望の方はDimension 8300またはDimension 4600Cをご検討ください。
ハイエンドマシンは高価な印象になりますが、BTOオプションで、ご検討中のCPU、メモリ構成にしてみて比較してください。構成によっては価格差がそれほどではない場合があります。
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デルの標準モデル(7/22現在)は次のようになっています。オンラインプライスダウンは、W1700、デル製19インチ以上TFT液晶モニタとセット購入の場合\15,750、デル製TFT液晶モニタとセットで購入の場合及び企業用は、\10,500となっています。
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※表示価格には、配送料(5,000円+消費税)が含まれてます。Dimension-2400Cは本体価格17万円以上で購入すると、配送料が無料になります。
※このページに記載の情報は7/22現在の情報です。価格や仕様、キャンペーンなどが変更されている場合がありますので、最新の情報はデルのオンライン販売サイトでご確認ください。
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モデルと呼ばれたり、パッケージと呼ばれたり度々変更されますが、BTOのモデルケースとしての構成例です。
※ベーシックパッケージは、企業用ページにのみ設けられていますがBTOオプション設定すると同じように構成することも可能です。
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Dimension 2400Cの拡大写真
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デルコンピュータのオンライン・スペシャルプライスダウンやプレゼント、グレードアップキャンペーンなど
※表示の日までがキャンペーン期間です。
アップグレード
キャンペーン
■Demension
メモリ無料アップグレード
(XPS/8400/4700C/
3000/2400 )
アップグレード
512MB→1024MB
256MB→512MB
128MB→256MB
■Inspiron
(9200/700m/1150 )
アップグレード
256MB→512MB
詳しくは、各シリーズの紹介ページをご覧ください。
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キャッシュメモリ
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スペックが年々高速化されるに伴い、CPUの最低スペックも引き上げられていますが、Celeronも1.8GHz〜2GHzオーバーの高速CPUです。
このパフォーマンスで十分過ぎるほどの用途は沢山あると思いますが、もし、その中でも高速にとお考えの場合、高速CPUのキャッシュメモリやFSBなどの性能に対する支配的な要素を考慮する必要があります。
CPUは、2GHzで動作していても、FSBは1/5の400MHzの速度ですから、キャッシュメモリが性能に与える影響は大きいのですが、データやアプリケーションサイズに対してわずかに128KBとなると、非常に効率良く利用されているとは考えにくいですね。
2GHzオーバーでコストパフォーマンス良いタイプを求められるなら、Pentium4のクロックの低いものと比較してみてください。Pentium 4 は、キャッシュメモリを4倍512KBのため、キャッシュによる性能差があります。
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