2002年「THE OSBOURNES(オズボーン家の人々)」の大成功により一躍時の人として大注目を浴びた"HR/HM界の帝王"オジー・オズボーン。
次女のケリーや長男のジャックは既に世界的にティーンエイジャーのアイドルと化し、特にケリーはソロ・デビューを果たす等まさに怖い物無しの史上最強の一家になり、音楽ファン以外の一般層まで幅広く認知されている中、番組内で使用され特にヨーロッパで大ヒットを飛ばした”MAMA I'M COMING HOME”や”DREAMER”を収録したベスト盤のリリース要望が殺到し急遽リリースされる事になった注目の2枚組ベスト・アルバムです。
初期の名作からライヴの定番楽曲はもちろん、最新作「DOWN TO EARTH」まで、オジーの音楽性の魅力がこのアルバムで改めて認識できる、マニアはもちろん初心者にとっても入門書となるべく待望のベスト・アルバムです。
オジー・オズボーンとしてのファーストシングル「クレイジートレイン」から始まり、DISC1がランディ、ジェイクからザックまでの代表曲(曲としてはブラック・サバス時代のパラノイドが含まれていますが)が並び、DSIC 2はザック以降、一度、引退から引退撤回復活から今に至るという収録内容になっています。
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オジー・オズボーンの各種のベスト・アルバムやビデオなどでは、ブラックサバス時代のパラノイドやアイアンマン、ランディ・ローズが存命したオジーオズボーンバンド初期の曲を多く取り上げられている傾向がありますが、このアルバムは、現在までのをエッセンスとして均等にピックアップしたといえるバランスを取った選曲といえます。
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個人的には、ファンの方などでも、あまり評判が芳しくなく、この中でも収録数の少ないジェイクの時代の曲は、日本のあまりHR/HMを聴かない方には、かえって親しみやすいタイプのアレンジに思いますが、取り上げられる回数の多い人気曲、時期を比較的多くなるような配分で選曲されていますので(曲のタイプや順番による所もあるかと思いますが)、まさにオジー・オズボーンのエッセンスを濃縮といったところです。
DISC1 曲名
1. クレイジー・トレイン
Crazy Train
2. ミスター・クロウリー<死の番人>
Mr. Crowley
3. アイ・ドント・ノウ
I Don't Know
4. 自殺志願
Suicide Solution
5. グッバイ・トゥ・ロマンス
Goodbye to Romance
6. オーバー・ザ・マウンテン
Over the Mountain
7. フライング・ハイ・アゲイン
Flying High Again
8. ダイアリー・オブ・ア・マッドマン
Diary of a Madman
9. パラノイド
Paranoid
10. 月に吠える
Bark at the Moon
11. ユア・ノー・ディファレント
You Know Differnt
12. 反逆のロックン・ロール
Mr. Crowley
13. クレイジー・ベイビーズ
Crazy Babies
14. ミラクル・マン
Miracle Man
15. ファイアー・イン・ザ・スカイ
Fire in the Sky
16. ブレイキング・オール・ザ・ルールズ
Breaking All the Rules
DISC2 曲名
1. ミスター・ティンカートレイン
Mr. Tinkertrain
2. アイ・ドント・ウォント・トゥ・チェンジ・ザ・ワールド
I Don't Want to CHange the World
3. ママ、アイム・カミング・ホーム
Mama, I'm Coming Home
4. ディザイア
Desire
5. ノー・モア・ティアーズ
No More Tears
6. タイム・アフター・タイム
Time after time
7. ロード・トゥ・ノーホェア
Road to Nowhere
8. ペリー・メイソン
Perry Mason
9. アイ・ジャスト・ウォント・ユー
I Just Want You
10. マイ・リトル・マン
My Little Man
11. サンダー・アンダーグラウンド
Thunder Underground
12. シー・ユー・オン・ジ・アザー・サイド
See You on the Other Side
13. ゲッツ・ミー・スルー
Gets me trough
14. ドリーマー
Dreamer
オジーオズボーンのビデオ、DVD
ライヴ・アット武道館
2002年2月15日
日本武道館!!ライブ
\4,935
2002年2月15日 ダウン・トゥ・アース発売後の来日公演、日本武道館のライブビデオです。 |
THE ULTIMATE OZZY
(1988/12/21) VHS
SOLD OUT
ジェイク・E・リー在籍時のライブビデオです。
オジー・オズボーン定番の曲からUltimate Sinのまでの曲でのコンサートになっています。 |
Histry of Ozz
ヒストリー・
オブ・オズ
2001/05/23 DVD
\5,145
引退宣言の時に製作されたビデオ作品です。ブラック・サバス脱退からNo More Tearsの引退までを振り返る映像作品になっています。
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Ozzy Ozbone
オジー・オズボーン
オジー・オズボーンのCDは復刻版で入手できます。復刻版には、オリジナル未収録曲の収録や、デジタル・リマスターされているものもあります。
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Blizzaerd of Ozz
ブリザード・オブ・オズ
〜血塗られた英雄伝説
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Diary of a Madman
ダイアリー・オブ・
ア・マッドマン
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■オジー・オズボーン・バンド誕生。
ブラック・サバスから独立してオジー・オズボーン・バンドを結成、フライングVのビデオクリップでも一躍脚光を浴びることになった、ランディの死によって一瞬の輝きになってしまうのかと思われたランディ・ローズ参加の2枚です。 |
Bark at the Moon
月に吠える |
The Ultimate Sin
罪と罰 |
■ジェイク・E・リー加入で新生。
80年代LAロック路線で賛否両論の聞かれる時期です。ランディの後のギターということでジェイクは「Bark at the Moon」は、気合入りまくりの演奏です(本人も狼男に扮装で気合入っているかもしれません)。
「THe Ultimate Sin」は、LAロック路線で、今の日本のロック曲などがお好きな方は、なじめるようなサウンドかと思います。オジー・オズボーン・バンドとしてはどうかというところがありますが、まとまりの良い大ヒットアルバムです。オリジナルのジャケットは、上の写真中央の赤い部分のみのジャケットでした。
ジェイク・E・リーは日系人で、アン・ルイスの「六本木心中」にも参加していますから、サウンドは聞いたことがあるかもしれません。 |
Best of Ozz
ベスト・オブ・オズ |
Tribute
トリビュート
〜ランディ・ローズに捧ぐ
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■ジェイク・E・リー脱退
「トリビュート」は必聴の1枚です。ランディ・ローズに捧げる「トリビュート」のブックレットにランディのお母さんのファンへのメッセージが載っています。 |
No Rest for
the Wicked
ノー・レスト・フォー・
ザ・ウィケッド |
ザック・ワイルド登場
「オジーの魔力が封印された」とコピーに書かれていますが...
ザックの加入で、よりヘビィなサウンドも加わります。 |
No More Tears
ノー・モア・ティアーズ |
Live & Loud
ライブ&ラウド |
後に撤回されますが、ここで一度引退となります。一応のラストアルバムとラストライブ版です。引退ということで、この時期に今までを振り返るというビデオも製作されています。(このページの下の方にDVDを掲載しています) |
OZZMOSIS
オズモシス
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グレイテスト・ヒッツ〜オズマン・コメス〜
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Down to Earth
ダウン・トゥ・アース
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ライヴ・アット武道館
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■復活から今に至る...
確実なファンが存在するオジー・オズボーンですから復活すれば、当然、オズモシズのようにヒットするという感じでしょうか。
復活後のサウンドは、ザック時代の延長上にあるといえるかと思いますが(ザックもいますから)、以前は、時期によるカラーがはっきりしていただけに復活後のカラーは、鮮明とは言いがたいような気もします。
とは言え、オジー・オズボーンが歌うとオジーの曲になってしまう独特のボーカルですから、しっかり、オジー・オズボーンになっています。 |
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