ミュージシャン・音楽家 2
作曲家、演奏者、指揮者やミュージシャン、プレイヤーなどの関連書籍です。 
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ジャコ・パストリアスの肖像
The life and times of 
Jaco Pastorius.
ビル・ミルコースキー、湯浅恵子 
\2,100 
発行所=リットーミュージック 
ISBN:4845609495  B6  333ページ 
2003/07 
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 究極のベスト盤『パンク・ジャズ:ジャコ・パストリアス・アンソロジー』の発売、幻の初期音源『Portrait of Jaco the eary years』のネット販売と、再評価高まるジャコ・パストリアス。長らく品切れだった彼の決定版バイオグラフィ本が待望の再登場です。 
彗星のごとく音楽シーンに登場し、その画期的な奏法と音楽性でエレクトリック・ベース界に革命を起こしながらも、悲劇的な末路をたどったジャコ。彼にとってベース、音楽とは何だったのか。そして人生とは......。本書はそんなジャコの波乱に富んだ一生を、彼の友人であったビル・ミルコウスキーが豊富なエピソードを織り込みながら綴った入魂の力作です。読み物としてはもちろん、貴重な未発表写真、本文中の注釈、巻末の関係アーティスト・インデックス、最新ディスコグラフィなど、資料としても一級品の価値ある一冊です。 
序 章:ジャコ―人と神話― 
第一章:若き日々 
第二章:オン・ザ・ロード 
第三章:ウェザー・リポート 
第四章:ワード・オブ・マウス 
第五章:失意の時代 
第六章:終焉 
第七章:ジャコの思い出 
 第八章:ジャコふたたび 
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伝記 ラフマニノフ
Ρахманинов.
ニコライ・ダニロヴィチ・ 
バジャーノフ、小林久枝 
\3,045 
発行所=音楽之友社 
ISBN:427622621X  B6  486ページ 
2003/08 
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 1933年、マキシム・ゴーリキーによって創刊された旧ソ連の有名な伝記シリーズ「非凡な人々の生涯」からの一冊。激動の20世紀初頭、作曲家およびピアニストとして名を上げたラフマニノフの子ども時代から革命が一生を変えた空白期、そしてノヴォジェーヴィチ修道院墓地に眠るまでの長く苦しい生涯を、物語形式で読ませていくもの。 
ピアノ協奏曲に代表されるロマンティックな作風は、日本人に共感される要素があるが、ロマンに満ちた、かつドラマティックな彼自身の生涯はこの本まで知られていなかった。生誕130年、没後60年という記念の年に あたり、完全新訳と新しい研究による公証を入れて復刻。 
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クリフォード・ブラウン
Clifford Brown. 
天才トランペッターの生涯
ニック・カタラーノ、川嶋文丸 
\2,730 
発行所=音楽之友社 
ISBN:4276232791  A5  278ページ 
2003/07 
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 悲運の天才ジャズ・トランペッター、クリフォード・ブラウンの伝記が刊行。関係者へのインタヴューや数多くの活字資料、音源などをもとに、その生い立ちから名声を獲得した50年代の活躍、栄光の絶頂期さなかの悲劇的な事故死に至るまでを、活き活きとしたタッチで丁寧にまとめ上げたもので、その音楽と同時に、誰からも愛された人間としての魅力も 浮き彫りにしている。 
  
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リヒテルは語る
По направлению к 
Рихтеру. 
人とピアノ、芸術と夢
ユーリー・アリベルトヴィチ・ 
ボリソフ、宮沢淳一 
\2,730 
発行所=音楽之友社 
ISBN:4276217342  B6  338ページ 
2003/05 
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 ピアノの巨匠スヴャトスラフ・リヒテル(1915〜1997)のインタヴューで構成されている。バッハからモーツアルト、ベートーヴェン、シューマン、ショパン、ラフマニノフ、プーランク、ストラヴィンスキーまで、リヒテルが手がけてきた作品に対する独自の見解、演奏の秘密を惜しげもなく披露。 
また恩師ネイガウス、ゼルキン、フィッシャー=ディースカウ、ミケランジェリなどの演奏家たちにも言及しているが、その話の中には文学、絵画、演劇、映画などの幅広く深い知識と洞察が含まれており、圧倒される。リヒテル自身が この本のために書いたレパートリー一覧表が付録として付属。 
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ある「完全な音楽家」の肖像
マダム・ピュイグ=ロジェが 
日本に遺したもの
アンリエット・ピュイグ・ロジェ、 
船山信子 
\3,990 
発行所=音楽之友社 
ISBN:4276201373  B6  389ページ 
2003/02 
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 パリ国立高等音楽院で6つのプリ(一等賞)をとるなどの伝説を残し、オルガニスト、ピアニスト、作曲家、教育者として君臨していたアンリエット・ピュイグ=ロジェが、東京芸術大学の招聘に応じて訪日したのは1979年69歳のときのこと。その後、死の1年前までの12年間、文字どおりこの国に骨をうずめて後進の指導にあたり、日本の音楽界にはかり知れない影響を残した。 
本書では、彼女の遺稿やインタヴューなどをまとめ、永冨正之、野平一郎、藤井一興、藤田厚生ら、もっとも近くで彼女の薫陶を受けた愛弟子たちが、 彼女の多面的な肖像を描く。日本での演奏会、公演などの記録も掲載。 
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わが父ショスタコーヴィチ
初めて語られる大作曲家の素顔
ガリーナ・ショスタコーヴィチ、 
マキシム・ショスタコーヴィチ、 
ミハイル・アールドフ 
\1,785 
発行所=音楽之友社 
ISBN:4276217377  B6  203ページ 
2003/07 
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 ロシアの権威ある文芸誌『新世界』の連載を翻訳したもので、ショスタコーヴィチの二人の子どもが語った「父ショスタコーヴィチ」を、友人のアールドフがまとめたもの。 
これまでこの大作曲家の作品をめぐる議論はおおいになされてきたが、その人柄について書かれたものはほとんどなかった。本書では、外へのガードを必要としない自分の子どもたちへの「本心のショスタコーヴィチ」が描かれており、 新たなショスタコーヴィチ像を発見できる。  
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シューベルト生涯と作品
藤田晴子 
\2,520 
発行所=音楽之友社 
ISBN:4276224128  B6  240ページ 
2002/11 
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 音楽評論家・藤田晴子(1918〜2001)が、多くの文献をもとに死の直前まで手を入れ続け、完成に執念を燃やした力作評伝。ロマン派を代表する作曲家シューベルトはその短い生涯の中で数多くの作品を残した。過去を継承するだけでなく、未来に開かれたその作品と生涯を独自の 視点から愛情を込めて描く。 
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