IBM NetVista Aシリーズの
フラッグシップ・モデル A30p

最近ミニスリム型が多く見られるようになった反面、タワー型の魅力的でお買い得な機種が少なくなってきているように思えます(狭い日本ではミニスリムは魅力的ですからね)。

IBM NetVista A30pは、A22pというモデルの後継機種としてIBM NetVista Aシリーズのフラッグシップ・モデルとして登場しました。ボーナスシーズンでもあり、ＰＣの広告や記事はあきるほど見ますので、スペックを列挙されても、感覚が麻痺して良いのか悪いのか、どこが特徴なのか良くわからなくなることがあります。ここでは、このIBM Net Vista A30pの注目のポイントと、お得な販売キャンペーン情報だけを記します。

タワー型でこの価格
激安ＰＣやミニスリムのお買い得ＰＣの廉価な価格を聴くのになれているせいもあって、\124,800〜といわれてもそれほど廉価に感じないかもしれませんが...
タワー型ですから...熱設計の制約もなく、ハイエンドな商品が作れて、スロットやドライブベイも、CD/DVDドライブやディスプレイ・アクセラレータ・カードなどを贅沢に拡張しても、電源や熱問題に強いです(この機種で確認はしていませんが、最近のPCは熱と電源、CPUマザーボードの設計の良し悪しが難しくなっています)。

　　・タワー型筐体 (4スロット5ベイ)

USBポート(前２つ後４）
拡張できるベイやスロットが、どうにかついているだけでは、実は拡張できないか、好ましくない場合があります。さらに、筐体の大きさと、親切設計のなせる技が、USB 2.0ポートが６つもついていて２つは前面に用意されていることです。
お気づきかとは思いますが、最近USBで接続される魅力的な音源ボックス(ONKYOのWAVIOなど)やUSBヘッドホン（製品レポートも見てみてください）、メモリーカードI.F（デジタルカメラはメモリースティックですか？SDカードですか? それともUSB転送しますか?ちなみにPCカードスロットはついています）などの周辺機器が多く、これらの機器の中にはUSBハブが利用できないものがありますから、独立したポートで、しかも、前面に空きポートがあるとなにかと便利です（マウスは、PS2マウスＩＦで接続できますからOKです）。

IBM NetVista A30pのキャンペーンは、ディスプレイ周りのキャンペーンが展開されています。セット購入に、ナナオ製（IBM製品ではなく）のTVチューナー付きのディスプレイを選ぶこともできます。
主なキャンペーンは、次の２つです。

1. 回転式TFTモニター・セット・キャンペーン(7月31日まで)
2. 17型フラットCRTモニターのセット価格＋5,000円で、17型フルフラット・FDトリニトロン管採用のCRTモニターのセットに変更

最後に、購入セット選択でのポイントを簡単に(セットの初期設定を確認してください)
マルチメディアモデル(2.40BGHz)とハイパフォーマンスモデル(2.26BGHz)があり、それぞれ、プロセッサ、OS、ハードウェアの基本構成が決められています(完全に自由に組み合わせられるモデルではありません)。それぞれにハイスペックでお得だとは思いますが、違いには注意してください。

• Widnows XP Homeエディションが良いですか？
  　　　(ＯＳ選択はハイパフォーマンスモデルしかありません)
  
• メモリーは、256MBで十分ですか？
  (バリュープラスでメモリ追加が必要かも)
• プロセッサスピードが少し違います(2.40BGHzと2.26BGHz)
• マルチメディアモデルは、映像、音声I./Fが豊富になっています（光デジタルI/Fなど）。ハイパフォーマンスモデルと映像、音声のI./Fなどに大きな違いがあります。

メモリーの選択は、簡単な選択覧は、ディスプレイと組み合わせになっていますが、オプション(バリュープラス)でも追加可能(最大1.0GBまで)です。
他にも少しづつ違いがあります。さらに、初期設定では価格は\124,800の最低価格のセット選択状態ではありません。でも、この機種をお求めならば、マルチメディアモデルをオススメしたいところです(映像や音楽に興味がなければ、ハイパフォーマンスモデルですね)。

詳細な製品情報やオプション選択による価格など、続きはIBMで確認してください。